レッスンの特徴
身体が本来持っている能力を引き出す『身体開発』
ST Acting Studioでは『身体開発』に力を入れています。
この『身体開発』は
まず身体の歪みを取って『ゼロ』に戻していくことをします。
この身体に歪みがなくなった状態になるだけで
演技のパフォーマンスは一気に上がります。
身体の余計な緊張が抜けるからです。
いくら「リラックスが大事」と頭でわかっていても
身体が歪んだ状態では緊張を手放すのは無理です。
そして身体が持っている本来の機能を取り戻す為に
『身体開発』を進めていきます。
これを本格的に取り入れている演技ワークショップは
ST Acting Studioだけではないかと思います。
開発を進めていくのは
主に『骨の意識を高めること』です。
特に「骨盤、肩甲骨、肋骨、脊椎」などの
体幹部を自由に使いこなせることを目指していきます。
一見、演技と全く関係がないように思うかもしれませんが
ここにポイントがあります。
体幹部(首から腰あたり)がガチガチの
ロボットみたいな人を想像してみてください。
その人がカメラの前や舞台の上を自由に動き回ったり
豊かな感情表現をしている姿を想像できるでしょうか？
多分、難しいと思います。
俳優はよく「動物と赤ちゃんには勝てない」と言われます。
ひとつは大人の人間と違って「心が自由」だからです。
もうひとつ動物と赤ちゃんには共通の特徴があります。
「脊椎(背骨)がよく動いている」ことです。
ネコが歩いているのを観察してみてください。
背骨がグニャグニャに動いています。
走っているときはさらに顕著です。
赤ちゃんも同様です。
ハイハイするときに背骨がグニャグニャ動いています。
ところが、いつのまにか大人になると
手足ばっかりが動いて体幹部は固まり続けています。
この「動ける体幹部」を
『身体開発』によって取り戻すことで
動物や赤ちゃんのような
「本能(衝動)によって動ける身体」を目指していきます。
『キャラクターの視点に立つ』心理学をベースにしたアプローチ
最新の心理学を応用したエクササイズによって
俳優の心をより自由にしていきます。
『自由な心』とは自分だけの視点で物事を見るのではなく
あらゆる視点から物事を見れるようになることです。
例えば「りんご」という物体が目の前にあるとき
Aさんは「美味しそう！！」という感想を持ち
Bさんは「カタチが美しい！！」と思い
Cさんは「色が赤いのが、気持ち悪い…」という感想を持ったとします。
目の前にある「りんご」は同じなのに
それぞれの人物がどういう視点から「りんご」を見ているかで
感じ方は変わってきます。
どの感想が良いとか悪いとかいう問題ではなく
俳優はどの『視点』にも立てるようになることが大事です。
まずは、俳優自身が
「どういう『視点』で日常を生きているのか」ということを
認識するところから始めていきます。
そして実際の演技アプローチ
主には『キャラクター』になるときにも
この心理学のメソッドを使用しています。
このアプローチ法により
キャラクターを外側から演じる
(サラリーマン風、イケメン風、お嬢様系と呼ばれるような演技)のではなく
『キャラクターの視点』に立った演技が可能になります。
この演技法を身につけると
いわゆる「芝居クサイ」演技にはならず
個性の強いキャラクターを演じても
「その人自身(キャラクター)にしか見えない」
リアルで自然な演技ができるようになります。
オーディションの準備がレッスン内で取り組める
演技指導者を一番必要とするときはいつでしょうか？
そうです。
『オーディション、撮影本番前』です。
特にオーディションは急に入ることが多く
充分な準備時間が確保できないことも多いです。
そして不安なままオーディションを迎えてしまっては
なかなか良い結果には繋がりにくいです。
ボクも俳優時代、いつも不安でした。
そこで！！
ST Acting Studioのレギュラークラスでは
シーンワークで各自の『オーディション、本番台本の課題』に
取り組むことが出来るようにしました。
(オーディション、本番台本の課題がない場合は、こちらから提案した「課題台本」に取り組んでもらいます)
事前に一度でも、シーンを合わせることが出来るだけでも全然違いますし
第三者(アクティングコーチ)からのアドバイスがあると
それだけで、他のオーディション候補者の２歩も３歩も有利になります。
(課題が長い場合は取り組める内容は一部になります。)
日々の地道な訓練が大切なのはもちろんです。
その上で
レッスンの中で「いざという時」の準備にも取り組める
そういう環境がST Acting Studioにはあります。
クラスの内容
ST Acting Studioでは目的に合わせたクラスを設けています。
その他にも、目的に合わせたクラスを設けています。
料金やレッスン内容について、まずはお気軽にお問合せください。